Dance

一緒に踊りませんか

私は踊るために生まれてきた

この言葉を、私は人生の節目節目で何度も何度もかみしめてきました。誇らしく思いながらの時もあれば、ダンスから離れたいのに離れられないという苦しい感情の中、恨めしく思いながらの時もありました。
私にとっては疑いようもないことで、私の人生の一番大きなキーワードとして、私は踊るために生まれてきたと確信しています。

 

小学校1年生からモダンバレエを始めて高校受験で1年中断。大学に入ってからは競技ダンスサークルに入り競技ダンス。競技ダンスとは、社交ダンスから発展したものなのですが、ただ踊って楽しむだけでなく、美しさや技術を競うペアダンスです。サークルで競技ダンスに魅了された私は、就職活動の足音が聞こえ始めても競技ダンスから離れ難くて大学4年生の時にプロの競技会にデビューしてしまいました。

そして卒業後にダンス教室に勤務を始めました。そのままずっと競技を続け、社交ダンスを教えながら生活してきたのです。そして競技選手引退後にふと思い立ってZumba®︎のインストラクターの資格を取り、ダンスとはまた違った面白さを感じ、他のフィットネスの資格も取得したり勉強したりとフィットネスにも携わってきました。

 またヨガのインストラクターの勉強も始めて、今年の夏にヨガインストラクターの資格も取得。
コロナ禍の中オンラインレッスンもスタートし、Zumba®︎や美ューティBodyWave®︎、そしてヨガのクラスを実施しています。

ヨガは、もちろんダンスではありません。身体を動かすのが目的というよりは、自分の体に向き合うのが目的。でも今のところうまく説明できないけど、ダンスにつながる大きな要素があるのを感じています。いつか、もっとうまく伝えられますように。

これら、私が関わってきたダンスについては、またゆっくりお話ししたいと思います。

音楽とダンス

なぜ私が踊ることから離れられないのか。それは踊ることが、音楽と結びついていることが大きな1つの理由です。音楽は目に見えないけれどもその空間に存在してその空間の空気を変えることができます。耳だけで音楽を聴いているわけではなく、肌という大きな器官全体でも空気の振動を通して音楽を感じているから、それを聞いた人の心にも作用して、明るい空気やしっとりした空気、悲しい雰囲気や、賑やかなムードを感じ取ることができるのだと思います。音楽が、空間にも自分にも作用していることが、とても心地よいのです。

そしてなんとなく動いてみる。足踏みでも、手拍子でも、肩を揺するだけでも。動きが音楽に会うと、なんだかとても気持ちいい。なんの曲でもいいので、ちょっとかけてみて、動いてみたらこの気持ち良さをすぐに実感できるはずです。
もちろん、そこに上手い下手は関係ないのです。

そしてあなたと

とても良い本に出会ったので、紹介させていただきます。人生を変える運動の科学

「スタンフォード式 人生を変える運動の科学」ケリー・マクゴニガル著

この著者はフィットネスインストラクターをしていて神経科学者でもあるのですが、経験や実験、また様々な文献から得たことを書いています。運動により、様々不安や孤独感が消え、喜びとハッピーな感情が湧き出てくることが明らかになっているのです。
この中で、同じ空間で同じ音楽に合わせて同じ動きをした人たちは共有感を持ちやすくなったり他者に貢献する気持ちが高まったと書いてあります。

これは、私が日々実感していることです。やはりそうだったかと膝を打つ思いです。いつも思っていたのですが、踊ることによって、そばにいて空間を共有している人と感覚を共有でき、感覚が増幅されて、心地よさが増していく気がしていました。少し気分が落ち込んでいても、踊ることによっていつの間にか明るい気分になったことは数え切れないくらいあります。
グループフィットネスなどで同じ音楽を聴いて、一緒に体を動かすことで、感覚を共有していると言う安心感や爽快感をいつも感じています。。

そして心地よくなるだけでなく、他者へ貢献する気持ちが高まるとは、踊ることの効果ってすごいと思います。ただ一緒に動くだけで良い人になっていくなんてすごくないですか

また著者は同じ動きをする中で、自分と他者との境目が無くなる感覚がしてくるともあります。
踊ることで「みんなの気持ちが一つになる」というのは、文字通りというわけです。
私は、社交ダンスの中でこの感覚を顕著に感じます。触れずに踊っていてもそうなのだから、触れ合って踊るペアダンスはもっと感覚の共有と増幅、そして相手への尊敬や尊重の気持ちが高まると思います。いつか、実験などで検証したいなと思います。

ところで多くの人は踊ることを始めるのに、うまく踊れないからと躊躇してしまいます。でもプロや競技、コンテストなどを目指すのでない限り、上手や下手は全く必要のない話です。
私はよくレッスンの中で、「間違っても誰にも迷惑かからないですよ」とか、「点数つかないから気を楽にしてください」など冗談まじりに声かけをします。競技や舞台を目指しているのでないかぎり、うまくやろうとする方が体がカチコチになってしまいます。

ダンスは、どんなダンスであっても楽しんだもの勝ち。スキルは、より楽しむためのものなので、欲しくなったときに求めれば良いと思います。

あなたも踊りたくなってきたでしょ?

ABOUT ME
大内裕香
社交ダンス指導歴22年。社交ダンスを軸に、Zumba®︎や美ューティBodyWave®︎、そしてYogaのインストラクターをしています。 踊ること、特に人と一緒に空間を共有して身体を動かすことが大好きです。 一緒に、楽しい時間を過ごしたいです。