貧しさとは・・・

今日は空が高く空気も澄んでいて、秋らしい一日でした。
昼間は友人からオススメされた映画を観に、銀座に行ってまいりました。良い映画だよ、とオススメされたので期待して行ったのですが、期待を超えてとても良いものを得られたので、ご紹介させていただきます!
その映画は、
南米ウルグアイの大統領だったホセ・ムヒカさん。
2012年の国連の会議でのスピーチで注目されたので、ご存知の方も多いかもしれません。
この映画の中でも出てきましたが「本当の貧しさとは、制限なく物を欲しがること。」と言っています。元々はローマの哲学者セネカの言葉です。その時代から、私たちの多くは心が貧しいままでいるということにゾッとしてしまいます。
日本に訪れた際、日本についてもお話ししていました。
欧米と競争して、手に入れたもの、失ったもの。日本にはとても良い文化や気質があるのに、忘れてしまったものがあるのではないか、と。
本当に大切なのは愛・家族・友人だと教えてくれました。
つい、持っているものより持っていないものに目を向け、あれも欲しいこれも持っていない、とない物にばかり目がいってしまう気持ちの貧しさを思い知らされました。
忙しい日常に追われてしまいますが、一旦立ち止まって、自分の心に向き合う時間が必要なことがわかります。
すでに手にしているものはたくさんあります。
持っているものに目と心を向け、感謝しながら日常を過ごしていきたいなと思う秋晴れの午後でした。
お時間のある方、ぜひ映画館に足をお運びください😊