読書日記

読書感想「美容常識の9割はウソ」

この本を読んで衝撃だったのは、とにかく肌にとっては何もしないことがベストなのだということ。

著者は、マイルドな言い方をしていて、美容液・化粧水・乳液といった重ねづけのスキンケアはやめて、何か一つだけにすることから始めてはどうかと提案しているが、結局はそれすら必要がないと言っている。

「角質層に浸透してお肌に潤いを与える」といった化粧品の広告の謳い文句は、結局は化粧品が潤っているだけで、肌自体は潤っていないという。
肌の機能は、バリアして体内に異物を入れないようにすることだから、そもそもスキンケアの成分も内側に取り込まないようになっているということなど、言われてみればそれはそうだと納得するものばかりだった。

私も、たまたま経済評論家勝間和代さんの発言を目にして、2週間ほど前から肌に対して何かを塗るのをまったく止めてしまっている。
足のすねだけはどういう理由なのか乾燥がひどいのでクリームを塗っているけれども、けれどそれだけ。
顔には一切何も塗らないでいる。

今まで、美容液+化粧水+オイルの重ね付けを必ず朝晩やっていたけれども、全くやめてしまった。

驚くことに、今、何も違和感を感じていない。つっぱったり乾燥するかと思ったけれども、それも数日間うっすらと感じた程度で、全く何も感じていない。
問題ないことが不安に思えて、この本を手に取ったけど、何もつけないことが正解という認識をより深めるに至った。

私がなぜこの人の本の内容を信じようと思ったかというと、形成外科医である著者が言っている、「肌に対して何もしないことが、肌にとってベスト」だということを実践して肌の調子が良くなっても、この人自体には何の得にもならないということだからだ。

本を読む前から私が実践していた、顔に全く何も塗らないというのも勝間和代さんの発言からだが、これも、この人の言うことを聞いても、何も彼女の得にならないということがやってみようと思える理由のひとつだった。

広告は、やはり売る側の得になるようにあれこれと手を変え品を変え魅力的な謳い文句で消費者である私達を惹きつけるが、それはもちろん私たちのためになるということもあるかもしれないが、売る側の商品を売るためであって、そうするとその魅力的な謳い文句をそのまま信用するのは少し危険な部分もある。
もっと言ってしまうと、もしかすると広告しないとその商品は売れないのかもしれない。

その点、著者とっては、人の肌の調子がどれだけ良くなっても医者である彼女には何のメリットもないので、発言を信用する気になってくる。

私は、人の意見・発言を信じられるかどうかというのは、その人自身にプラスになること言っているのであれば一つ疑うというフィルターがあっても良いのかもしれないと思っている。

「あなたのためを思って」という言葉が駄目だというのは、結局は回り回ってその発言者自身にとって得になるから言っている場面が多いということが実感としてわかってくる。

だからコミュニケーションの中で本当に心からその人のアドバイスを受け入れられるという相手は限られてくる。

広い心で意見を聞いたり、受け入れたりすることはとても良いことだけれども、すべての人の意見を受け入れてしまうと言動がおかしくなってしまうし、自分がなくなってしまうので、まず自分自身どういったことをしていきたい、何が大切かということを自分の中で確実にすることがまず必要だ。

その上で、発言者自身のためにはならないけれども本当にあなたのためを思って言ってくれるということが伝わる人、伝わる言葉であれば受け入れていくのが良いのではないかと思う。

そうであれば、仮に受け入れた意見を採用して失敗したとしても、人のせいにせず、その意見を採用した自分に責任があるということがわかり、余計な逆恨みをせずに次の行動に繋げていくことができる。

いま起きていることは、すべて自分が選んだこと。だから未来に起きることも私自身で選んでいく。
そう決めて、私は行動しようと思う。

ABOUT ME
大内裕香
社交ダンス指導歴22年。社交ダンスを軸に、Zumba®︎や美ューティBodyWave®︎、そしてYogaのインストラクターをしています。 踊ること、特に人と一緒に空間を共有して身体を動かすことが大好きです。 一緒に、楽しい時間を過ごしたいです。